現代心理学科の学科ゼミは、心理学に関わる現場を訪問させていただいています。今年の学科ゼミは、広島市のこども療育センター心療部　愛育園を訪問しました。ここは、児童・思春期(小・中・高校生)を対象とした情緒障害児短期治療施設です。ここでは、いろいろな心のゆきづまりを感じている子ども達が、医師、カウンセラー、看護士などスタッフのみなさんとともに、集団活動やカウンセリング、さまざまな学びを通して再び元気を取り戻すための活動が行われています。学科ゼミの企画者の一人である毛利さん（2年生）からは、「昼と夜で職員の方々の子供たちへの関わり方が異なることなど、かなり接し方に工夫がされていることがわかりました。質疑の時間には就職に役立つ情報を教えていただけたことが良かったです。ただ、時間が少なかったこともあり、数人しか質問出来なかったことは残念でした。」といった感想が聞かれました。お話いただいた職員の中には本学大学院臨床心理学コース修了生もおられ、心理学が関わる仕事内容に、一層関心が高まりました。

職員の方々からのお話を伺っているところです。