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学科ブランディング事業「瀬戸内海の探訪クルーズ」を実施しました

2022.09.26

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国際観光ビジネス学科では、今年度の学科ブランディング事業として、「瀬戸内の観光」に焦点を当てた実地研修・「瀬戸内海の探訪クルーズ」に取組みました。瀬戸内の海と島々を実際に訪れ、その地形と航海ルート、歴史と文化、様々な観光資源について、見学・体感しながら学びます。
9月14日、国際観光ビジネス学科2年生60名と教職員が宇品港から高速艇で出航し、下蒲刈島、大崎上島、大三島を訪問しました。

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高速艇の中では、引率の戸田先生による講義が行われました。窓越しに見える瀬戸内の地形、港、島、橋などを眺めながら、歴史、地理、観光、経済など多方面から瀬戸内を学びます。
 
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最初に訪れた下蒲刈島の三之瀬は、江戸時代、朝鮮通信使が立ち寄ったことで知られる歴史ある港町で、日本文化と歴史を今に伝える施設や、石畳の美しい街並みが魅力的なエリアです。
 
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朝鮮通信使やオランダの参府、琉球使節などが寄港する際に使われた福島雁木(長雁木)
 
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『松濤園』では、松が美しい庭園、ユネスコ「世界の記憶」にも登録された巻物など朝鮮通信使の歴史を紹介する資料館、古伊万里の銘品や世界の灯火器などのコレクション展示を見学しました。

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松濤園の裏手にある遊歩道では、美しいフォルムの蒲刈大橋、瀬戸内の海と白い石畳のコントラストを堪能しました。
 
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『蘭島閣美術館』では、横山大観や平山郁夫をはじめとする日本人作家の貴重な作品を鑑賞しました。本格的な木造建築を基調とした建物からも、日本文化の素晴らしさを改めて感じさせられました。
 
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午後からは、古くから「神の島」と呼ばれる愛媛県の大三島へ移動し、歴史ある神社『大山祇神社』を訪問しました。
 
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大山祇神社は愛媛県で最古の格式の高い神社で、境内中央には樹齢約2,600年の大楠の神木が鎮座しています。国宝・重要文化財の指定を受けた武具類が保存・展示される宝物館も見学しました。

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お昼休みに立ち寄った大崎上島の海辺『おさかな公園』や、フェリーの展望席からの眺め、学生たちはそれぞれに、豊かな自然あふれる瀬戸内の景観を楽しんでいました。学生たちにとって、多様な瀬戸内の魅力を発見した、有意義な実地研修となった様子でした。