

『碧い風』vol.110の特集記事に掲載されました
2024.07.11
2024年7月1日発行『碧い風』特集「若者との共創で新たな価値を生み出す」に、地域活性化ゼミの活動に関する記事が掲載されました。これまでのゼミ活動実績や学生たちの想いが掲載されております。
ぜひ、ご覧ください。(本学に関する記事は6-7ページに掲載)
発行元:中国電力株式会社
https://www.energia.co.jp/eneso/kankoubutsu/wind/index.html
地域活性化ゼミ3期生(3年生5名)は、広島県内の伝統産業の魅力向上を目的に、代々の先輩たちが江田島の伝統織物工場と広島市内のアップサイクル企業と連携し、製品化・販売まで実現した「紙布スリーブ」の販路拡大に取り組んでいます。
現在、「紙布スリーブ」は、江田島荘(江田島市)、ひろしまブランドショップTAU(東京銀座)、ZANPUPオンラインショップで販売しています。
紙布(しふ)とは、紙を撚った糸で織りあげる伝統織物であり、現在、日本で年間10万m以上の紙布を製造できる会社は2社しか存在しません。そのうちの1社が江田島市にある津島織物製造株式会社です。130年以上の歴史があり、そこで製造されている紙布は通気性、吸湿性に優れ、汚れが目立ちにくく、壁に張った継ぎ目部分の劣化が少ないなどの特徴を持ち、使い込むほどに味わい深く経年変化を楽しめるため、「呼吸する壁紙」と呼ばれています。
長い歴史を持つ伝統織物工場で製造されている紙布の魅力を多くの方に感じていただくため、ゼミでは紙布のさまざまな活用策を学生が考案し、ワークショップ等を開催しています。
なお、この活動は、産官学連携のプロジェクトで、令和4年度より「広島広域都市圏地域貢献人材育成支援事業」の補助を受けて継続実施しています。
<事業連携の関係者>
【産】津島織物製造株式会社・共創プラットフォームブランドZANPUP
【官】広島市 企画総務局 政策企画部 広域都市圏推進課
江田島市 産業部交流観光課
【学】安田女子大学 現代ビジネス学部公共経営学科 地域活性化ゼミ
また、8月18日(日)のオープンキャンパス最終日には、紙布を活用した小物の製作体験を予定しています。
これまでに開催した「YASUDAキャンパスフェア(4月27日実施)」、「高校3年生・保護者対象入試相談会(6月16日実施)」にご参加いただいた方々は、配布済の学科フライヤー(押印あり)をご持参ください。素敵なノベルティ・グッズをご用意しています。
高校生・保護者の皆様のご来場を心よりお待ちしています。