

2期生 公務員試験合格者インタビュー#8(広島県庁)
2025.02.07
4年間の学修成果を発揮し、見事、広島県庁に内定した公共経営学科4年生(2期生)のSさんにインタビューを行いました。
■公務員を目指した理由を教えてください。
身近な人が公務員であったことから、私自身も人々の安定した生活を支える一員として活躍したいと思ったからです。また、生まれ育った広島県を生涯にわたり住み続けたいまちにしていけるようサポートしたいと思い、広島県庁への就職を決めました。
■公務員試験に向けた勉強や対策、モチベーション維持の方法を教えてください。
筆記試験対策は「スーパー過去問ゼミ」を中心に行いました。公務員試験の科目数はかなり多く、勉強開始当初はどれも満遍なくこなさなければならないという不安がありました。そんな中、同じ教材を何周もしたり、まとめノートを作ったりすることで解ける問題が増えていき、少しずつ筆記試験に対する自信がつき始めました。さらに、分からない問題は先生方に積極的に質問しに行き、得意分野をつくることも意識しました。
小論文・面接対策は先生方のサポートを受けながら進めていきました。小論文においては、書き方のパターンを覚えることや時間内に書くことに力を入れ、本番どんなお題がきても対応できるように練習していました。面接においては、面接ノートを作成し、話している声や表情を録音・録画することで改善点を模索しました。 試験直前には緊張や不安で心が折れそうになることもありましたが、同じ目標を持った友人や相談に乗ってくださった先生方のおかげで、最後までやり切ることができました。
■公共経営学科で印象に残っている学びや経験について教えてください。
「公共政策演習Ⅱ」の授業で、ひろしまサンドボックスで支援されていた「スマイラル」という事業に関わりました。事業者の方から聞いた話をもとにグループで認知拡大のためのパンフレットやチラシ作りを行う中で、話し合いをスムーズに進めていくことの難しさや役割分担の大切さを実感しました。さらに、「笑顔が寄付に変わる」という新しい発想が大きな社会貢献に繋がることや多角的な視点から物事を捉えることの大切さを知りました。この活動で学んだことを今後働いていくうえで活かしていきたいです。
■最後に、公務員を目指す方へメッセージをお願いします。
公務員試験はかなり長期戦になるため、メンタル的に不安定になる時期もあると思います。私自身、2次試験直前に今まであまり経験したことがないくらい気持ちが落ち込んだ時がありました。それは、「このままでは受からないかもしれない」という漠然とした不安があったからだと思います。試験を受けるにあたり、どんなに対策をしたとしても不安を完全に払拭することは難しいかもしれませんが、自分をあまり追い込み過ぎず、それまで頑張ってきた自分を褒めながら試験に挑んでほしいと思います。また、将来公務員として自分が働いている姿をイメージしながら仲間と共に最後まで乗り越えてほしいです。先輩方や先生方も全力で応援しています!!