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2期生 公務員試験合格者インタビュー#6(山口市役所)

2025.02.05

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4年間の学修成果を発揮し、見事、山口市役所に内定した公共経営学科4年生(2期生)のGさんにインタビューを行いました。

 

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■公務員を目指した理由を教えてください。

地元への愛と感謝の気持ちが、公務員を選んだ理由です。入学当初から、生まれ育った場所へ貢献したいという思いが強くあり、公務員を視野に入れた就職活動をしたいという考えから公共経営学科を選びました。また、公共経営学科では、見学実習や授業を通じて、公務員の業務内容が地元の魅力発信だけでなく、地域の課題解決にも携われることを学びました。その中で、より地元に貢献できる公務員への思いが強くなりました。

 

■公務員試験に向けた勉強や対策、モチベーション維持の方法を教えてください。

試験勉強は、公共経営学科の先生方に開講していただいていた講座を受けながら、自習室で予習復習を進めていました。一日のスケジュールを固定することで、勉強時間の確保ができ、計画的に試験に臨めました。また、公務員を目指している人との情報交換や解けなかった模試や問題を一緒に考えることが息抜きにも繋がりました。他の人と話してみると、自分にはない良さを取り入れよう、自分自身を見つめ直そう、と考えさせられることばかりだったのでそれらがモチベーションを保っていたのではないかと考えます。

 

■公共経営学科で印象に残っている学びや経験について教えてください。

公共経営学科では、経済・経営の知識に加え、民法や憲法等の公務員試験に必要な知識を学びました。その他にも、集団討論や面接など実践的なスキルも磨き、試験内容を早い段階で把握することで、自分の弱点や課題に早めに取り組むことができました。さらに、「公共政策演習」という授業では、行政の政策に関わる企業様へのインタビュー調査を行い、企業が直面する課題を把握した上で、具体的な解決策を提案するという貴重な経験をしました。この経験を通じて、論理的思考力やチームでの協働力、実践的な能力の必要性を感じました。これらの学びは、公務員としての将来像を具体化する大きなきっかけになりました。

 

■最後に、公務員を目指す方へメッセージをお願いします。

公務員を目指している皆さん、私も同じ道を目指してきましたが、その中で感じたのは、地道な努力の積み重ねが大切だということです。勉強は長期戦で科目も多く、時に大変かもしれませんが、目標をしっかり持ち続ければ、乗り越えられると思います。また、志望動機や将来のビジョンを具体的に考えることが、モチベーション維持にも面接対策にも役立ちます。どんな時も自分のペース、平常心を大切にし、最後まで諦めずに挑戦してください。高校生の皆さんが公共経営学科で仲間と出会い、努力が実を結ぶことを願っています。