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1期生 公務員試験合格者インタビュー③(広島県警察)
2024.01.05
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4年間の学修成果を発揮し、見事、広島県警察に内定した公共経営学科4年生(1期生)のUさんにインタビューを行いました。
小さい頃から警察官という職業に憧れを抱いていました。当時は、白バイ隊員や、町をパトロールする警察官を見てかっこいいという印象がありました。大学生になっても、警察官になりたいという思いは変わりませんでした。さまざまな業務に魅力を感じていますし、県民の安全安心を守る警察官になりたいと強く思いました。
警察官になりたいという思いが強かったので、広島県以外の警察官採用試験も受験しました。
■公務員試験に向けた勉強や対策、モチベーション維持の方法を教えてください。
2年次から学内の公務員試験対策講座は受講していましたが、なかなか集中することができませんでした。3年次の冬頃から本格的に試験勉強を始めました。ひたすら、警察官採用試験の過去問(スーパー過去問ゼミや過去問350)を解いて基礎固めをしました。何周もすると解答を覚えてしまったので、警視庁の過去問にも取り組みました。警視庁の過去問は少し難易度が上がるので、解けたら基礎が固まっているのだと確認することができました。体力試験に向けては、普段からランニングや筋トレを行っていました。元々運動が好きだったので、息抜きみたいな感じで楽しんでいました。面接練習は学科の先生や友人と行いました。想定される質問に対して自信を持って答えることができるように、伝えたい言葉をノートに書きだして対策しました。
モチベーションの維持としては、友人と勉強をしていたので、お互い勉強時間を記録して、刺激し合いながら頑張りました。集中力が切れた時は、近くを散歩したりして気分転換をしていました。勉強場所も同じところばかりではなく、大学や公民館、カフェなど場所を変えて行いました。
■公共経営学科で印象に残っている学びや経験について教えてください。
安田の公共経営学科を選んだ理由は公務員を目指すカリキュラムが充実していたからです。1期生での入学で不安もありましたが、逆に何にでも挑戦できると思い入学しました。実際に民法や憲法など専門的な分野の基礎を学べたり、公務員試験に向けた小論文や面接の対策もできたりなど充実していました。特に印象に残っているのは、地域活性化ゼミでの活動です。馴染みのない地域を訪れ、その地域の魅力をアピールするために地域住民の方にインタビューを行い、パンフレットを作成しました。この活動を通して、大学生時代にしか味わえない、挑戦する楽しさを知ることができました。
私は広島県警察の第1回採用試験は不合格でした。一度落ちてしまったから諦めようと思ったこともありましたが、チャンスがあるならまたリスタートして頑張ろうと思い、第2回の採用試験を受験し合格しました。最後まで採用試験を頑張れたのは周囲の支えがあったからです。一人で頑張れる人もいますが、私は友人の支えや応援があったから頑張れました。応援してくれている人に良い報告ができるように一生懸命頑張りました。自分の予想通りにいくこともあれば、いかないこともあるのが試験の大変さです。最後まで何が起こるか分からないので、油断せず、全てのことに全力で挑んで頑張ってください。