• 学科ニュース

第11回フォトコンテスト入賞おめでとう!!

2022.01.11

  • 学科紹介
  • 大学イベント

2021年度、「第11回フォトコンテスト」において、公共経営学科1年生の田村愛美さんの作品「曲がったキュウリ」が「優秀賞」を受賞しました!
そこで、今回は入賞された田村さんにインタビューを行いました!

koukyou20220111_01.jpg



Q1.あの写真を撮ったきっかけについて教えてください
今回のフォトコンテストのテーマは、「わたしのSDGs」でした。私自身の、これまでの日常での経験を基に、SDGsに繋がる施策を具体的に考えたいと思ったのがきっかけです。

Q2.なぜ撮ったのですか?
撮影時は早朝だったため、朝日が降り注いでいました。私が幼い頃、母が小さな畑で野菜を育てていました。母と一緒に収穫した野菜の形や大きさ、どのような料理にして食べていたのか、昔の記憶を思い起こしながら撮影しました。

Q3.何を訴えたかったのか教えてください
日本では、大量の規格外野菜が廃棄されている現実があります。規格外野菜とは、大きさの不揃い、色や形の悪さが原因で、規格に適合せず、スーパーなどの市場に出荷できない野菜のことです。規格外野菜は、カット野菜やジュースなどの加工食品として流通、また農家で自家消費されることも多いのですが、それ以外のものは廃棄されます。廃棄率は生産量の約4割にもなります。
このように、食品ロスが課題となっている国もありますが、それとは逆に、作物が育ちにくい、食料に恵まれない人々も世界には大勢います。これらの食料課題と向き合い、規格外野菜を食卓に並べること、また飢餓問題を解決することの重要性を発信するために応募しました。

Q4.いつ頃、何をきっかけに、そのような問題意識を抱くに至ったのか教えてください
私がSDGsに意識を持つようになったのは、高校生の時です。文化祭のクラス展示を行う際、SDGsの研究活動を行いました。その後、社会問題に目を向ける機会が増えました。
大学生になり、時間の余裕を感じたことをきっかけに、社会問題をテーマにした書籍を読む、またオンライン勉強会に参加するようになりました。

Q5.今後展開していきたいと考えている活動が何かありますか?
大学では、ボランティア活動に参加したいと考えていました。しかし、現在はコロナ禍の影響で、ボランティアの募集が減り、活動機会が少ない状態となっています。そのため可能なのであれば、私が所属しているボランティア部の場を活用し、社会問題に目を向けるための企画を実施したいと考えています。
また、公共経営学科全体の目標でもある、社会のニーズや課題に対応した「新しい価値の創造」を行うために、具体的にどのような施策を行うべきなのかを、自分なりに模索していきたいです。

  • koukyou20220111_02.jpg
  • koukyou20220111_03.jpg



ありがとうございました!

最後に一言
内発的に社会に関与していく力こそが「公共精神」です。何か社会的な問題に直面した時、もしあなたが「何かしないと」と思ったとしたら、その時、あなたの中で「内発的な動機」が働いたということになります。どうか、そうした気持ちを大切にしてください。
このインタビュー記事を読んでくださった皆さんの中に、「何かしてあげたい」といった「やむにやまれぬ気持ち」に見舞われた経験がある方がいらっしゃるのなら、そういう方こそ、「公共経営学科」で学んでいただきたいと思います。あなたが内に秘めている「公共精神」に一層の磨きをかけていただきたいと思うからです。