

薬学科セミナーが行われました
2019.10.03
薬学科では、製薬企業を訪問して新薬の開発や医薬品の製造について学ぶ、薬学科セミナーを毎年実施しています。今年は9月17日から18日にかけて、1・2年生15名および引率教員2名が、丸善製薬株式会社の新尾道工場(広島県尾道市)を訪問しました。
丸善製薬では、植物から医薬品・化粧品・食品添加物となる成分の抽出や精製を行っています。今回の訪問では、特に化粧品中の有効成分の抽出・精製を行っている工場と、化粧水となる植物の発酵液を作っている工場を見学させていただきました。薬剤師としての活躍の場が様々な場所にあることがわかり、視野が広がりました。その後、松江市にある由志園を訪問し、生薬としても使われる高麗人参や牡丹を実際に目にし、その効能・効果について詳しく学びました。また、尾道市内や島根の玉造温泉、出雲大社の散策を楽しむことで、学生同士の仲を深めました。
参加した学生にとって、薬学科セミナーでの経験は、視野を広げ、今後の目標に対する意欲を高める良い機会になったことと思います。末筆ながら、訪問を快く受け入れてくださった丸善製薬株式会社の関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
丸善製薬 新尾道工場訪問の様子
由志園では高麗人参のお茶を頂きました