• 学科ニュース

マダガスカル探検調査 第四報 ムラマンガ調査事前準備

2017.06.30

  • 学科コラム

6月30日、まず現地通貨への両替です。
リバ先生のお兄さんの運転でアンタナナリボのダウンタウンに向かいました。
最初の銀行では$100紙幣は扱わないとのことで、断念。(偽造を見抜く機械がないから?)

しかし、次の銀行ではOKでした。(ここでは特殊な光を照射して$100紙幣を確認していました)
さらに面白いことに、紙幣によって交換レートが異なります。
$5紙幣 → $1=2950Ar
$10, $20 → $1=3000Ar
$50, $100 → $1=3050Ar
※Ar:アリアリ=マダガスカルの通貨、1000Ar≒¥38くらいでしょうか

と、一転して$100紙幣が好条件になりました。 ちなみに、ホテルでの交換レートは$1=2773Arでした。

一瞬ではありますが、億万長者の気分に浸れました。

pickup20170702_15.JPG

億万長者の気分


次はCNARP(Centre National d'Application de Recherches Pharmaceutiques:「国立医薬品研究センター」の訳でいいのかな?)のDr. Michel Ratsimbasonを表敬訪問です。
リバ先生の知人がたくさんいるようで、訪ねる先々の研究室で再会を喜んでいるであろう会話が聞こえてきました。
ここで、植物学者Dr. Stephanとドライバーが合流してムラマンガに向け出発です。

pickup20170702_16.JPG

Dr. Michel&大塚先生


途中、昼食をとり、給油し(3300Ar/L:日本と同じくらい)、ムラマンガでもう一人の植物学者Dr. Marrinoが合流し、さらに森林ガイドMr. Edmondの自宅前で打ち合わせをしました。

日もすっかり暮れて道も未舗装路となり、心細くなってきた頃に宿泊ホテルVakona Forest Lodgeが忽然と現れました。

pickup20170702_18.JPG

Vakona Forest Lodge


これで今日の予定は終了、明日からいよいよ採集です。

P.S.
リバ先生の靴はスーツケースの下で押しつぶされて発見されたそうです。

pickup20170702_14.JPG

ホテル正面で手製のキルトを売る少女達



pickup20170702_17.JPG

ムラマンガ移動途中の一コマ