

薬学科の研究論文が国際学術誌のFeatured articleに選定されました
2020.01.08
本学薬学科 天然物化学分野(大塚教授、西村教授、川上助教)、分析化学分野(稲垣准教授)、による共同研究成果「Ebenamariosides A-D: Triterpene Glucosides and Megastigmanes from the Leaves of Diospyros maritima」が、「Chemical and Pharmaceutical Bulletin」誌の2019年12月号のFeatured articleに選定されました。
本論文では、医薬品のリード化合物を探索する基礎研究の一環として行われる天然物の成分探索で新規トリテルペン配糖体4種と新規メガスティグマン2種を単離構造決定しました。この研究過程でグルコシルエステルを加水分解する非常に興味深い酵素活性も報告しています。本研究成果が創薬に繋がる新規成分発見に寄与することが期待されます。なお、本研究は広島大学、琉球大学との共同研究成果でもあります。