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薬学科 西 博行教授が「2020年度クロマトグラフィー科学会 学会賞」を受賞しました

2020.12.01

  • 学科コラム

11月18日~20日、静岡県産業経済会館(静岡市)において、第31回クロマトグラフィー科学会議が開催され、同学会において、本学薬学部薬学科分析化学分野の西 博行教授が、研究業績「液体クロマトグラフィー及びキャピラリー電気泳動による医薬品の品質評価法の開発に関する研究」で、クロマトグラフィー科学会 学会賞を受賞しました。本年度はWEBと会場とのハイブリッド開催となりましたが、静岡県立大学薬学部の轟木実行委員長以下、スタッフの先生方の万全のコロナ対策のもと、現地での受賞講演等が実施されました。西教授は、大学院修了後、製薬メーカーでの研究、また、本学薬学部と、40年にわたって液体クロマトグラフィー及びキャピラリー電気泳動(CE)による医薬品の品質評価法の開発研究を継続して推進し、このたびの受賞はその成果が評価されたものです。特にCEによる医薬品のエナンチオマー分離分析法の開発研究では、世界をリードする成果をあげ、国内外から高い評価を得ています。なお、同学会では、分析化学分野の川畑助教、6年生2名も研究成果をポスター発表しました。今後の分析化学分野の益々の研究の発展が期待されます。

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(左:会場前で 中:授賞式にて 右:授与されたクリスタル製盾)



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(左:徳川家康像をバックに 右:学生の発表ポスターの前で)