• 学科ニュース

第26回クロマトグラフィーシンポジウム、日本核酸医薬学会 第5回年会で本学学生が研究成果を発表しました

2019.07.25

  • 学生活動
  • 学科コラム

6月5日から7日にわたって、就実大学(岡山)にて第26回クロマトグラフィーシンポジウムが開催され、本学の学生(分析化学分野)が参加しました。発表のタイトルは、「コアシェル型Biphenylカラムを用いる生薬成分ベルベリン及び漢方製剤の品質評価法の開発(野村彩乃さん)、「ジクロフェナク錠の光安定性に関する検討」(髙藤彩香さん)、「シクロデキストリン結合型カラムを用いる親水性相互作用HPLCによる水溶性ビタミン類の分離分析(上野茉莉さん)、「ナイキサン®錠の光安定性に関する検討」(大嶋沙也加さん)、「コアシェル型逆相HPLCカラムでのショウキョウ及びカンキョウの品質評価法の開発」(副島七瀬さん)、「トリアゾール結合型カラムを用いる親水性相互作用HPLCカラムによる水溶性ビタミン類の分離分析」(立石朝香さん)で、クロマトグラフィーに関する専門家と活発な議論が行われました。

  • yaku20190725_01.jpg就実大学110周年記念ホールの看板前で
  • yaku20190725_02.jpgポスター発表で質問に答える学生


また、7月10日から12日には、ホテル阪急エキスポパーク(大阪)にて日本核酸医薬学会 第5回年会が開催され、この学会にも本学の学生(分子細胞生物学分野)が参加しました。発表のタイトルは、「標的遺伝子の発現を強く抑制できる脂肪酸修飾型siRNAの開発」(後藤友里さん)、「脂肪酸結合型siRNAを用いた免疫チェックポイント阻害剤の開発」(中本麻美さん)で、研究成果を発表するとともに、核酸医薬に関する最新の学術情報について学んできました。

日本核酸医薬学会 第5回年会(大阪)での発表の様子

  • yaku20190725_03.jpg
  • yaku20190725_04.jpg



薬学科では、学習の集大成となる卒業研究に対して、計画、実施、また成果の学会発表までと、学生の研究を全面的にサポートしています。薬学研究の最前線に立つ経験が、薬剤師に求められるサイエンスの素養を高める機会となることを願っております。