• 学科ニュース

本学教員が2023年度の日本薬学会中国四国支部の奨励賞と功労賞をダブル受賞!

2023.11.13

  • 学科紹介
  • 学科コラム

去る10月28日(土)、29日(日)、高知県立大学永国寺キャンパスほか(高知市)で開催されました、第62回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会において、本学薬学部・創薬学講座・分析化学分野の川畑 公平 助教が支部奨励賞を受賞しました。本賞は支部に所属する優秀な将来性のある研究者に対して授与されるもので、研究題目は「LC-MS/MSを用いた生理活性リン脂質分析と医薬品光分解機構の解明」です。生理活性機能が注目されているリゾリン脂質に着目し、LC-MS/MSによるこれらの高感度な細胞・血液試料中の脂質プロファイル測定法を開発し、未知であった多くの生理活性を明らかにしました。医薬品光安定性に関する研究では、光暴露で生じる光分解物の構造をLC-MS/MSを用いて決定し、詳細が不明であった光分解反応経路を明らかにしました。また、本学薬学部・医療薬学講座・医療製剤学分野の高野 幹久 教授(広島大学名誉教授)に対し、長年の支部運営、薬学の発展に顕著な功績があったとして、支部功労賞が授与されました。なお、本学術大会では本学薬学部から学生(6件)および教員(2件)も、研究成果について一般講演を行いました。会場では、職場から参加した本学OGとの懐かしい再会もありました。今後の川畑先生、高野先生のさらなる研究の発展と活躍が期待されます。

 

yaku20231113_01.jpg

授賞式の後、会場にて

 

yaku20231113_02.jpg

受賞講演(川畑 助教)

 

yaku20231113_03.jpg

懇親会会場にて(高野 教授)

 

yaku20231113_04.jpg

発表後の記念写真