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小児看護学臨地実習の紹介

2025.01.28

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小児看護学臨地実習では小児病棟で実習します。病気のお子さんとご家族の方の緊張を緩和し、お子さんの「やってみたい」、「できた」の気持ちを引き出すよう、さまざまなものを手作りし看護ケアを行っています。

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【お薬は、幼いお子さんには苦しいものです。退院後も飲み続けなければならないので、自宅できょうだいも一緒に、家族みんなで協力して、楽しく内服が続けられるように工夫しました。内服後は○にシールを貼ります。】

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【手術室に向かう長い廊下の壁に、大好きなピザトーストの材料を用意しました。受け持ちのお子さんは、笑顔いっぱいで、ピザの材料をパンにのせながら完成させて、手術室に入室しました。】

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【お子さんの場合、病気の苦しさや、手術後の痛みの程度を言い表すことは難しいことです。好きなキャラクターを使って、痛みの程度を表現してもらいます。】

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【お子さんの場合、検査や処置を行う理由が理解しにくいので、痛みが少ない処置でも恐怖を感じます。そのためプレパレーションといって、子どもに分かる様に説明する看護ケアを行います。また、ディストラクションというケアがあり、好きな遊びをしながら、恐怖から気持ちをそらすようにします。注射や採血などの処置を行う時、恐怖心から気持ちをそらすことができ、安全に早く処置を終えることができます。実習では、プレパレーションやディストラクションで使用する媒体を作成します。】