

成人看護方法論Ⅱ ~急性期演習に励んでいます
2024.05.30
3年生前期になると、様々な領域の看護方法論を講義や演習を通して学んでいきます。
成人看護方法論Ⅱでは、全身麻酔下で手術を受けた術直後の患者の状況をモデル人形に設定し、全身状態の観察を学習しています。観察項目一つひとつに、なぜその観察が必要なのかという根拠を考えること、全身麻酔や術式・予測される術後合併症を考慮すること、術直後という状況下における患者の苦痛や安楽を考慮することなど、多岐に渡る視点や留意点をふまえた観察の実施が求められます。想像していた以上に難しいことを学生全員が実感したようです。しかし、後期の臨地実習では実際に患者を受け持たせて頂くため、少しでも学びを深めようと、学生間で気づきや意見を共有し、不明な点は教員に助言を仰ぐといった主体的な姿勢で取り組んでいました。