

助産師養成課程の学生が後半の助産診断技術学演習に入りました
2023.07.11
助産師養成課程の学生は、妊婦さんや産後のお母さんの健康教育やケアの演習の後、5月に病院や助産院でその実習を終え、6月はいよいよお産に臨むお母さんと生まれたての赤ちゃんのケアの演習を行います。
学生が二人ペアになって行っているのは産痛緩和の演習です。陣痛の痛みを和らげるためのマッサージや足浴を、実際に学生同士で練習します。
また、生まれたばかりの赤ちゃんの身体計測や全身の観察も、お産に立ち会う助産師として重要な技術です。おなかの中から出てきたばかりの赤ちゃんに異常がないか観察するだけでなく、赤ちゃんに優しく話かけながら観察をすることも学びます。
分娩台では、分娩介助といい、生まれてくる赤ちゃんを取り上げる練習をします。お母さんに声をかけながら赤ちゃんを取り上げ、赤ちゃんが生まれたあとの胎盤の出し方や胎盤の観察の仕方を学びます。6月、学生は全員で分娩介助を何度も何度も練習しました。8月のお盆明けはいよいよ病院での分娩実習が始まります。