

看護学科3年生の看護方法論演習風景アレコレ part3
2022.08.31
看護学科ニュースでは、3年生前期で履修する様々な看護学方法論の演習を紹介しています。今まで高齢者看護、在宅看護、母性看護を紹介してきました。今回は、保健師養成課程にすすみたい学生が選択する「公衆衛生看護管理・活動論」の演習風景をご紹介します。
『地域の方々に支えられての演習』
公衆衛生看護管理・活動論では、地域で生活する人々の健康を保健師として支援する方法を様々な演習を通して実践的に学びます。大学近隣の地域に出て地区視診を行ったり、集会所で健康教育を行ったりと、地域住民の皆さんにご協力いただきながら、実際に地域で演習を行います。また、災害時の保健活動を学ぶため、体育館での避難所演習も行っています。学生は、グループワークで仲間と協力し合いながら、経験型の学習を重ねることで、保健師としての視点と保健活動の技術を身につけていきます。
「熱中症予防」をテーマにした健康教育を、地域の集会所で行っています。
教員からの助言指導を受けるときよりも、かなり緊張しています。
避難所で使う段ボールベッドを仲間と協力しながら組み立てていきます。
『意外と頑丈。でもこれにずっと寝るのはつらいだろうね。』とワイワイガヤガヤ。災害で避難してきた方への支援について、グループでディスカッションしています。
『右足が不自由な高齢の人だったら、このベッドの向きかな?』
「あれ?ちょっと待って!う~ん、ここで基礎看護が必要なわけだ。」