

児童教育学科の学生は、学校等支援活動、子供会活動等、教育現場や地域と連携した多くのボランティア活動に積極的に参加し、豊かな経験をもとに実践的力量の形成を図っています。
また、児童教育学科独自の楽しい学科イベントも盛りだくさんです。
学校等支援活動とは、学校等(幼稚園・小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校)およびその所管官庁と本学との協定に基づき、学生が行う教育支援活動です。活動に参加する学生は、学校等に大学から派遣され、学校等の校園長や指導教員等の指導・助言を受けて、教育活動の支援を行います。この活動を通して、学校等の教育活動が活性化すること、将来、教員や保育士をめざす学生の資質・能力の向上が期待されています。
子育てを応援する楽しいイベント「子育て応援団すこやか(会場:広島グリーンアリーナ)」に児童教育学科の学生も、毎年、運営ボランティアとして参加しています。開催の3カ月前から企画会議を重ね、企画から運営まで携わります。当日は、多くの来場者がある大好評のイベントです。
「まほろば祭」(大学祭)で、児童教育学科は、毎年、「児童教育学科展」を開催しています。スタンプラリー・クイズラリーや、身体測定(身長・体重)の体験、お面・スライムの工作など、子どもたちが楽しめるコーナーを多数用意しています。毎年、どのコーナーも大変盛況で、大人も子どもも時を忘れて楽しんでいます。学生スタッフは2年生と4年生が中心となり、企画から運営まで行います。
児童教育学科では、4年生の卒業が近づく2月に、恒例の「予餞会」が開催されます。「予餞会」では、下級生が先輩への感謝の気持ちを込め、クラス毎に取り組んだスタンツの成果を披露します。その中でも醍醐味は4年生の最終ステージで、後輩へのエールと先生方への感謝が込められた圧巻のパフォーマンスです。入学から4年間を振返り、4月から始まる社会人としての新しい生活への期待と決意が込められ、会場内はお互いを讃えあう感動の拍手と涙で幕を閉じます。
児童教育学科は、学科全体が温かい雰囲気で、横のつながりだけでなく縦のつながりも強い学科です。全体で協力しながら頑張ることのできるまとまりがある学科なので、大変なことがあっても、全員で団結して乗り越えていくことができると感じています。
毎年、5月にオリエンテーションセミナーという行事があります。この行事は、2・3年生で構成される委員が、1年生のために複数の楽しいプログラムを企画し歓迎します。とても力を入れている行事で、縦横のつながりを広げる良いきっかけになります。この他にも、たくさんの楽しい行事があるので、その中でクラス、学年を越えて多くの人とつながりを持つことができます。写真は、2020年度のオリエンテーションセミナーの写真です。
私は2年生のときに「学校等支援活動(教育現場でのボランティア活動)」を週に1回、1年間、大学近隣の公立小学校で行いました。宿題の添削の手伝いをしたり、子どもたちと一緒に遊んだりしました。教育実習とは違い、長い期間、実際の現場を見ることができたので、小学校での年間行事や先生方の授業以外の仕事についても学ぶことができました。また、子ども向けのボランティア活動にも積極的に参加しています。大学生活での様々な活動は必ず財産になるので、やりたいと思ったことはどんどん挑戦しています。
小学校教員をめざしています。子どもたち一人ひとりが「学校が楽しい」と思える学級づくり、学校づくりができる先生になりたいです。
児童教育学科はとても居心地のよい学科です。自分のよさや可能性、仲間の優しさやありがたさに気づくことができます。頼もしい仲間たちと一緒に素晴らしい大学生活を送っていきましょう。皆さんが入学してきてくれることを楽しみにしています。
(左から) 森千紘さん(3年)、 光井佑希さん(3年)、 堀川ひかるさん(2年)、 三浦咲恵さん(3年)
児童教育学科の3年生と2年生に集まっていただき、学科のことや大学生活のことについて、ロングインタビューを敢行しました。是非じっくりご覧ください。
Q.みなさんが安田女子大学の児童教育学科を選ばれた理由を教えてください
Q.大学生になって、高校生の時と比べて成長したなと感じることはありますか
Q.好きな授業について教えてください
Q.児童教育学科ではたくさんの実習があると聞いています。実習を経験してみて、成長したと感じること、苦労したこと、教えてください
Q.今、一番楽しみにしている行事や授業はありますか
Q.大学以外で取り組んでいる活動について教えてください
Q.みなさんが感じる安田女子大学ならではの魅力、教えてください
Q.高校生に向けて、「児童教育学科」のおすすめポイントを教えてください
(2017年12月取材)