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土井徹教授が分担・共同執筆した"Science Education for Sustainable Development Asia"が出版されました

2024.06.26

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本書は、日本学術振興会及び政府開発援助ユネスコ活動費補助金の支援を受けて2017年から2020年にかけて実施されたESDの教師教育に関する国際共同研究の成果物の1つです。このプロジェクトに参画した、日本、中国、インドネシア、カザフスタン、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、フィリピン、韓国、タイの11か国の研究者らによって執筆されています。
土井教授が執筆したのは第11章、"Curriculum Development of Japanese Elementary School Science Regarding Biodiversity Conservation Focusing on Alien Species"。海外の実践事例と日本の自然観を踏まえて開発した生物多様性保全に関する授業プラン(外来種問題が主な内容)を実際に行って、その教育的効果について検討したプロセスが18ページにわたって詳細に記述されています。成果の一部は2019年に国際学会(ESERA2019:イタリア・ボローニャ)で発表したもので、ぜひ読んでいただければと思いますが、英文であり、また高価な書籍でもありますので、興味がおありの方は以下のURLにアクセスしてください。関連する記事が日本語で読めます。ぜひご覧ください。

 

■河合塾 みらいぶっく 「生物多様性を守ろう!外来種のリスクを学ぶ授業」

https://miraibook.jp/researcher/l2769s

 

この他にも、「生活科で子どもは何を学ぶか-キーワードはカリキュラム・マネジメント-」(東洋館出版社、2018)や「複式教育ハンドブック」(東洋館出版社、2010)等の分担執筆をされている土井教授は、小学校理科教科書(新興出版社啓林館)の執筆・編集に20年以上携わられ令和6年度版では編集副委員長を、また、広島市環境審議会委員も務められています。これらの社会貢献を通して得た様々な財産は大学での教育に還元されています。

 

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