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小学校の保健室への参観

2024.11.12

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児童教育学科幼保コースは、養護教諭一種免許状が他学科履修をすることで取得可能です。2年生では、8名が養護教諭を目指しています。養護教諭の実習は病院などでの実習と学校での実習があります。その事前の学びとして、小学校の保健室への参観が行われました。4名ずつの2グループに分かれて、安田女子大学の近隣の公立小学校へ訪問し、それぞれに1名の教員が引率をいたしました


少し緊張気味の2年生は、大学生になって初めての保健室参観です。身なりを整え、参観の目標を確認し、小学校を訪問しました。


訪問時間は小学校の昼休みでしたので、たくさんの子どもたちが保健室を訪問し、怪我の処置だけでなく、困りごとの相談に訪れていました。保健室は学校の重要な場所であることを痛感したようです。


また、養護教諭の先生へ、「今まで一番大変だったことは何ですか」「何を一番学んでおいた方が良かったですか」「先生はどうして養護教諭を目指されたのでしょうか」などの質問がありました。


その回答の中で、一番印象に残ったのが「養護教諭は学校で1人もしくは2人と本当に少人数だから、同時に事故や怪我が発生した時に、優先順位をつけて、他の先生方と連携をして、時には先生方に指示を出すなどをして、子ども達を守っていく」というお話だったようです。養護教諭の責任の大きさややりがいを強く感じたようです。


現在の児童教育学科幼保コースの学びや採用試験対策の実績は、幼児教育学科になっても継続されます。


20241112_youkyou01.jpg訪問人数が4名と少人数だからこそ、一人一人が養護教諭の先生へ質問する時間がとれ、充実した学びとなったようです。


20241112_youkyou02.jpg子ども達が安静の時間を過ごすベットの側には可愛らしい壁面の飾りが掲示されており、子ども達にとって居心地が良い環境づくりが心掛けれていました。


文責 西川ひろ子