

広島県主催による出前講義「養成校学生と園長・保育士との交流会in 安田女子大学」
2024.08.21
5月30日、広島県安心保育推進課主催の出前講義が安田女子大学で行われました。児童教育学科幼保コースの3年生と4年生、約130名が参加しました。
保育実習が6月10日からスタートする4年生は、園長先生のお話を伺い、実習の意欲を高めているようです。
内容は、保育士養成校学生と園長・保育士との交流会です。園長先生は保育推進課から派遣された先生ですが、保育士の先生方は安田女子大学教育学部児童教育学科幼保コースの卒業生でした。そこで、幼保コースを卒業し、広島市立三篠保育園に勤務されている畑中先生と、同じく広島市立神崎保育園にご勤務の上本先生、東広島市立中黒瀬保育所に勤務の村田先生と、サムエル信愛こどもの園に勤務されている高田先生に講師を担当してもらいました。畑中先生と上本先生と村田先生は同級生で、子育てと保育士のお仕事とを両立されている真最中。交流会の前後も楽しそうに談笑されていました。
交流会の内容は、園長先生から保育の仕事の魅力についてのお話や、畑中先生から大学中に取り組んで役に立ったことなどのアドバイスのお話があり、その後は40分間のトークセッションを行いました。就職希望別に5グループに分かれて、進行は4年生が自発的に担当したようです。
就職希望別に分かれたグループのトークセッションでは、具体的な質問がたくさん出ていました。先輩だから安心して本当に知りたいことを質問できるようです。
参加した学生からは、「育休をとりながら、家族や自分時間を大切にして働かれていることを知り、より前向きな気持ちで保育者を目指したいと感じた。また、保育士は忙しいというイメージがとても強かったが話を聞く中で楽しく保育をされているのだなと感じ保育士になりたい思いが強くなった。」と就職に向けた意欲が向上したようです。
上本先生は、大学四年生の時に授業の課題で作成したエプロンシアターを今も愛用しており、子ども達から大人気であることを話されていました。
交流会後のアンケートでは、講義内容がとても参考になったとの回答が90.2%と高評価でした。
行政との連携や卒業生との連携は、幼児教育学科にも引き継がれていきます。
文責 西川ひろ子