

3年生は教育実習Ⅲに参加中
2024.10.25
10月から11月上旬にかけて、児童教育学科3年生は教育実習Ⅲに参加します。小学校コースは小学校実習、幼保コースは幼稚園実習です。幼稚園実習は2週間の期間で、約70名が参加をしています。
2年生の時、安田学園内の2つの幼稚園で11日間の幼稚園実習を体験しているので、そこでの学びや課題を抱いて参加しています。
また、前回の実習と異なるのは、先生役となって保育をする指導実習が多いことです。安田幼稚園での実習では、絵本の読み聞かせや紙芝居の指導実習を担当することが多かったのですが、今回の教育実習Ⅲでは、朝の登園から、午後の降園までの一日を担当する全日実習や、数時間を担当する半日実習が予定されている実習生がほとんどです。
そのため、実習指導担当の先生との相談はとても重要です。実習生は指導案という計画書を作成し、事前に子どもの活動を予想し、その時の対応や、言葉がけを工夫します。
指導案を作成したら、具体的な子どもへの指示や配慮について指導担当の先生と協議をします。
今回訪問したのは、東広島市にある私立幼稚園です。担当の先生が親身になって指導実習案をについて指導してくださっていました。担当の先生は、児童教育学科幼保コースの卒業生の方でした。安田女子大学児童教育学科及び安田女子短期大学保育科の多く卒業生が広島県内外の幼稚園に勤務されています。実習で卒業生が実習担当者となるケースは少なくないようです。
実習指導に限らず、最近の安田女子大学の話題になったり、就職活動の相談を受けて下さったりと、安田女子大学ならではのつながりがあるようです。先輩の実習生の不安な気持ちに寄り添った指導により、安心して実習に参加できているようでした。
幼児教育学科になった際も県内外の幼稚園との緊密な結びつきを引き継ぎ、実習などを連携して進めていきます。
文責 西川ひろ子