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県民の浜活性化プロジェクトTwice upのご紹介

2024.09.24

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昨年秋より、県民の浜を盛り上げようとJTBや広島FMの皆様と取り組みを開始しました。昨年はイベントのなかの一つのコーナーである貝殻アートを担当し、またみんなで県民の浜やとびしま街道の勉強をしました。

 

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全員写真

 

今回は7月7日に行われた「レッツエコ活動」をご紹介します。このイベントの趣旨は県民の浜を知って頂くと共に、美しい瀬戸内の自然のなかで環境意識を高めてもらおうというものです。当日は89名の方にお越し頂きました。

 

・「海岸でのゴミ拾い」

実際に海岸でゴミを拾ってもらい、きれいな海にどんなゴミが流れ着くのか知りました。ペットボトルやプラスチックごみなど、わずか20分間に5袋分のゴミを集めることが出来ました。

 

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ゴミを拾う様子

 

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集まったゴミ

 

・「環境についての紙芝居」

ここでは3つのことを子供たちに知ってもらおうと、学生たちが電子紙芝居を作りました。
1つ目は、陸で無造作に捨てられたペットボトルなどが雨によって川で運ばれ、海にまで流れつくといった、海ごみの原因が実は日常的な私達の行動になるということです。2つ目は、海に流れ着いたプラスチックがマイクロプラスチックになり魚などに悪影響を与えている、資源を燃やす際に排出される二酸化炭素が地球温暖化に与えているなど環境問題の実態についてです。3つめはこれらの問題に対して私達がどんな取り組みができるかについてです。プラスチックゴミを減らす、リユースするなど身近でできることはいくつもあるかと思います。

 

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紙芝居の様子

 

・「リサイクル工作」

使用済みトレイを使ってオリジナルスタンプを作り、牛乳パックを使ってランプシェードを作ってもらいました。身近なものもゴミとして捨てずに何かに利用できないか考えるきっかけになればうれしいことです。

 

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工作の様子

 

学生たちは普段の大学の授業などにはない、色々な苦労をしてこのイベントを実現させました。例えば、環境問題について子供たちに紙芝居をするため、環境問題についての資料を探して勉強し、それを小さな子供たちにも分かりやすく伝えるために試行錯誤していました。トレイや牛乳パックなどをたくさん集めることもみんなで協力して行いました。
一番苦労したのはイベントを皆さんに知って頂くために、色々な商業施設、公民館などにお願いしてチラシを置いて頂いたくことでした。1つ1つの幼稚園や小学校にお願いしてチラシの配布をお願いするにあたり、教育委員会にまで配布の許可を頂く交渉をするなど、実際に新しい取り組みをしようと思うと苦労することが多々あることが分かったのではないかと思います。

 

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チラシ表(学生作成)

 

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チラシ裏(学生作成)

 

次回は10月12日に星の観測とともに環境を学ぶイベントを予定しています!ご期待ください。(せ)