

教育実習がんばっています!(「教育実習Ⅰ・Ⅱ」)
2022.06.16
「教育実習」は、中学校・高等学校国語科の教員免許を取得する学生たちが、学校の現場で指導方法を実践的に学ぶプログラムです。
それぞれ母校に帰っての教育実習は、緊張しますが、懐かしさもあります。実習生たちは3度のワクチン接種を終え、マスク、手洗いを十分にする生活を心がけ、体調を整えて教壇に立ちます。
卒論ゼミや教職担当の教員は実習校を訪問して授業を参観し、振り返り検討会にも出席します。
実習生は生徒たちとしっかり打ち解けて授業を展開し、発問にもよく手が挙がっていました。学内での授業「教育実習指導」(事前指導)で「教員」として模擬授業を行い、相互に意見を交わしスキルアップしてきたことが活かされていました。授業後の検討会でその成果を確認することができ、学生の成長を実感しました。
この中学校でも、指導教諭が日本文学科の卒業生でした。実習校で中堅の教員として活躍する先輩から指導を受けるケースが年々増えています。夢を実現して教員となり、経験を重ねて成長している卒業生の姿にも感動しました。
(2022年6月 取材)