

中国で少数民族の言語調査を行いました
2019.09.20
本学日本文学科宮岸哲也准教授が中国雲南省にて少数民族の言語調査を行いました。そのレポートをお届けします。
検問所の厳しい尋問と荷物検査を受けなければ入ることも出ることもできない、ミャンマーに近い中国雲南省の辺境の町・怒江リス族自治州六庫鎮で、少数民族の言語調査をしてきました。
今回調査した言語は、今まで研究してきたゾゾ語に加え、リス語、ペー語、ヌス語、チベット語、プミ語、イ語、トーロン語、ジンポー語、ナシ語です。
これらの言語は、みな同じ町に住む異民族の言語ですが、共通の語族で似ている点も多いです。これらから分析を進め、授与動詞の用法の比較をしていくつもりです。
画像は町中で撮った壁画の一部です。