• 学科ニュース

教育実践交流会を開催しました

2019.03.18

  • 学科イベント

3月2日(土)、第4回日本文学科教育実践交流会を開催しました。

この会は、日本文学科・書道学科の卒業生で現在学校で教鞭をとっておられるみなさんと在学生とが交流するものです。今回は卒業生(現役教員)5名、大学院生1名、学部生5名、教職員2名、計13名が参加しました。

◇内容
1 研究発表

平田倫香「大村はまの読書指導」
日本文学会での発表を一部修正して、大村はま先生の読書指導の特徴をわかりやすく整理してくれました。参加者からは、各学校での図書館活用の状況や、日頃の読書指導における工夫などが話し合われました。

2 ワークショップ

田中宏幸「方言を生かした詩の創作」
伊奈かっぺい氏が弘前市の小学校で行った授業を参考に、ことば遊びの授業や、逆転の発想を導く詩の創作指導を体験してもらいました。また、児童の作品を評価する規準をどのように立てるかということも話し合いました。学期末あるいは年度初めの授業や学級活動で使ってみたいという感想を聞くことができました。

3 文献紹介

田中宏幸「よい作文の条件」
福岡県国語教育研究会が編集した『よい作文の条件』から、指導のポイントを抽出して紹介しました。知っているようでいて、子どもたちに教えようとするとまだ整理できていない状態にある「作文のコツ」をたくさん学ぶことができました。

  • nichibun20190318_01.jpg
  • nichibun20190318_02.jpg