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【授業紹介】川岸ゼミ平和プロジェクト
(日本文化文学課題演習Ⅲ・卒業研究Ⅰ)

2018.09.03

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8月11日(土)、エディオンスタジアムにて、Jリーグサンフレッチェ広島対V・ファーレン長崎の試合が「ピースマッチ」として開催されるに際し、日本文学科川岸ゼミが、短歌を寄せる、という形で公式参加しました。

趣旨は次の通りです。

被爆から73年が経った今も、広島の平和への願いは道半ばです。一方で被爆体験者が減り続け、広島の平和への思いをどのように次世代に繋げていったらいいのか、私たちは、平和への思いが人々に届かないもどかしさを感じています。
ふと、思いました。私たちの思いを多くの方に知って欲しいと思う前に、私たちはその方のことを知っているのだろうか。たとえば、同じ被爆地長崎の方々のことを私たちはどれだけ知っているのだろうか。
広島の思いを知っていただくために、まず私たちからあなたのことを、世界のことを、知ろうと思います。そこから、始めようと思います。

ピースマッチでは、連歌(木版、書作品、解説書)の掲示を行い、学生が作った上の句に参加者が下の句を合わせる連歌を作ってもらう「連歌チャレンジ」を開催しました。

またこれに先立ち、本学書道学科に依頼し、連歌の書作品を制作していただきました。作品は広島市内各所(シャレオ地下街、そごう、広島駅地下街)ならびに本学学内にて展示されました。

  • nichibun20180903_01.jpg本学デジタルサイネージでの連歌の展示
  • nichibun20180903_02.jpgピースマッチ会場での本学ブースとゼミ所属学生

 

  • nichibun20180903_03.jpgゼミ所属学生と松井一實広島市長・田上富久長崎市長
  • nichibun20180903_04.jpg連歌チャレンジで高田明 V.ファーレン長崎社長(ジャパネットたかた創業者)にお寄せいただいた連歌