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7月のオープンキャンパスを開催しました
2023.08.09
- 学科イベント
7月のオープンキャンパスを、15・16日の2日間にわたって開催しました。
1号館3階の日本文学科展示室には200名を超える高校生と保護者たちが来場しました。
授業の内容を伝える展示、教員の紹介と卒論ゼミを紹介するパネル、学科で取得できる教員免許・司書資格・学芸員資格・日本語教員資格について、教員と実際に授業を受けている学生たちが説明しました。
日本文化を体験するコーナーでは、和本冊子作り、お気に入りの図柄を選んでのブックカバー制作、
江戸切り紙で作る江戸うちわ制作などを取りそろえて実施しました。
隣接教室では学生が総合司会を担当し、田中学科長が日本文学科の特徴とカリキュラムの特徴について、島田先生が教員採用試験など就職状況の実績を具体的に説明しました。
続いて教員による15分の模擬授業を開講し、大学の授業の雰囲気を経験しました。
15日は、川岸先生による日本語の特徴について日本語学の授業「主語がないから」と、古瀬先生による『枕草子』から清少納言のメッセージを読み解く古典文学の授業「働く女性へのエール」を開講しました。
16日は、外村先生による近代文学の授業「大学で『蜘蛛の糸』を読み直す」と、安田先生による学芸員の仕事を紹介する授業「"もの"をみる・みせる」を開講しました。
午後は2日間とも、学生が自分たちのことばで大学生活をリアルに語るパネルディスカッションを開催しました。笑いを交えた具体的な話に、高校生たちから多様な質問が飛び交っていました。
また展示教室では、内田先生による短冊と掛け軸の解説や、江戸切り絵を折り紙で切り出して貼ったオリジナルうちわの制作を通して、日本文学科での学びを語り合いました。
お手伝いしてくれた学生スタッフのみなさん、おつかれさまでした。また8月20日のオープンキャンパスもよろしくお願いします。
この3月に卒業した社会人1年目の卒業生たちも、日文科の展示教室に駆けつけてくれました。紹介されている自分の展示パネルを見つけて話題にするなど、会場が賑やかになりました。