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「お~いお茶」新俳句大賞に3名が入賞しました
2022.12.19
- 学科紹介
「第33回 伊藤園お~いお茶 新俳句大賞」の結果が発表され、日本文学科の学生が3名入賞しました。
- ●審査員賞ー浅井慎平賞(カメラマン)
近國祐布さん
「白波の砕けた狭間の子蟹かな」
●佳作特別賞
栢ひよりさん
「シャボン玉めがけて今日も坂下る」
児玉有希さん
「猫たちのサウナと化したこたつかな」
審査員賞を受賞した近國さんは「白波が砕ける瞬間を、子蟹との色の対比で表現してみました」と創作意図を話してくれました。大学に届いた冊子『自由語り』には選者・浅井慎平氏の選評が掲載され、「瞬間が言葉になって鮮やかに残された」として評価されていました。
さらに佳作として6名が入選しました。
- ●佳作
田村心さん
「上り坂目指すゴールはカシオペヤ」
岡愛梨さん
「教室のガラス彩る秋の山」
古川優香さん
「手水舎に浮かぶもみじと朔参り」
新屋明日香さん
「先駆けて訪ねる春の足音か」
福原和花さん
「マフラーがあなたの髪を持ち上げた」
升谷有那さん
「忘れ霜踏みしめ濡れたスニーカー」
1,946,459句の応募があり、その中の入選2,000句が、この冬以降「お〜いお茶」のパッケージに掲載されます。
日本文学科から合計で9名が入賞・入選し、大学に賞状が届いたので、文学部長室で賞状の授与式を行いました。おめでとうございます。
大学に届いたボトルを紹介します。日文科生たちの力作を探してみてください。