

「第17回 国語教育実践交流会」開催のお知らせ
2024.02.20
「第17回 国語教育実践交流会」を3月2日(土)15:00~18:00に、本学9号館の9152教室で開催します。
日時
2024年3月2日(土)15時~18時
会場
安田女子大学7号館 9152教室
内容
(1) シンポジウム「大学での学びは中学校における実践に生かされているか」
ゲスト 佐伯里緒菜さん(2019年3月卒/広島叡智学園教諭)
岡原 由佳さん(2022年3月卒/府中町立府中中学校教諭)
(2) 講話「昭和初期の作文評価観と作文指導の方法」(田中宏幸本学教授)
会費
無料
参加申込み〆切
2月22日(木)
世話人の田中宏幸教授は、3月で安田女子大学を退職しますので、この実践交流会は今回をもってひとまずは中締めとなりますが、後任の先生に引き継いでいただきますので、最終回ではありません。
今回は、田中ゼミ1期生と4期生をお招きしてシンポジウムを行い、「大学での学びは中学校における実践に生かされているか」というテーマで語り合います。
佐伯里緒菜さんは、卒業論文で「ことばの力を育てる総合単元学習の研究―大村はま・遠藤瑛子―」に取り組みました。初任は尾道市立栗原中学校、今年度からは大崎上島にある広島県立叡智学園にお勤めです。
岡原由佳さんは、卒業論文で「中学校における作文指導の検討―平野彧(いく)の実践を中心に―」に取り組みました。現在は、府中町立府中中学校で2年目。お二人とも情熱あふれた教員です。
田中宏幸先生は、秋の全国大学国語教育学会での発表を踏まえ、昭和初期高等女学校における作文教科書の「教授資料」や小学生向けの「中学校高等女学校入学準備・最新式綴方自修書」を紹介する予定です。当時の作文評価観や指導方法が、現代の「書くことの指導」とどのように繋がっているかを知っていただきたいとのことです。
この交流会は現職教員相互の実践交流の場でもあり、学部生が現職の先生方から国語科授業の実際について学び合える場でもあります。年度末のお忙しい時期ではありますが、関心をお持ちの方は、ぜひ参加ください。
参加ご希望の方は、日本文学科事務室までメールでご連絡ください。資料をご用意します。
nichibun.box@yasuda-u.ac.jp