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第15回 国語教育実践交流会を開催しました

2023.03.29

  • 学科イベント

2023年3月4日(土)15時~18時に7302教室(教職実践演習室)で、今年度3回目の国語教育実践交流会を開催しました。

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はじめに参加者全員が簡単な自己紹介をしたあと、日本文学科の田中宏幸教授から「ロイロノートを用いた授業」の紹介と実践例について解説がありました。
休憩をはさんで有木基子先生(東広島市立八本松中学校教諭)が池上彰「ニュースの見方を考えよう」(東京書籍『新しい国語 1』)を教材とした模擬授業を行いました。用意された学習プリント「意図に応じて材料を選び、ニュース番組を編集しよう!」を使って同じ出来事を伝える二つのニュースの印象の違いを比較しました。

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そのあと4人ずつの班ごとに分かれてキャスター、スイッチャー、コメンテーターなど役割分担を決め、実際に「温泉記号」に関するニュース番組を制作して発表しました。
そして各班で協議した意見を色の異なる付箋で整理して発表しました。

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最後に田中宏幸教授から、令和3年度版中学校国語教科書における「情報の扱い方」に関する教材と学習活動について、学年進行を一覧にまとめた資料をもとに解説がありました。

後日、参加した学生から寄せられた感想を紹介します。

○ 実際にニュースを自分たちで作ってみるという活動を行うことで、制作者が伝える内容に意図を持たせていることを体感でき、楽しみながら学ぶことができました。

○ ICTを活用した授業のイメージを持つことができました。ロイロノート講習では、生徒側は実際どのようなことができるのかを自分で操作することができました。模擬授業では、アナログとデジタルの利点を生かした授業を行うことが大切だとわかりました。


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【参加者】
25名(中学校現職教員4名、教職履修学生19名〈4年生9名、3年生6名、2年生4名〉、学科教員2名)

【プログラム】

・ ロイロノート講習会

・ 模擬授業「ニュースの見方を考えよう」(東京書籍『新しい国語 1』第3・第4時)有木基子先生(東広島市立八本松中学校教諭)


【今後の予定】

次回は、8月26日(土)15時から開催する予定です。
詳しいご案内は「学科ニュース」にアップします。卒業生はもちろん、卒業生ではない方のご参加もお待ちしています。