• 学科ニュース

学生の作品紹介(建築設計課題②)

2024.11.27

  • 学科紹介
  • 学生活動
  • 学科コラム

設計製図の授業における最優秀作品を紹介します。テーマは「平和公園のカフェ」です。

 

■シラベモノカフェ/飯田理穂(生活デザイン学科建築デザインコース2年生)

iida_pb.jpg

 

学生コメント

平和資料館や原爆の子の像などを訪れた人たちが、気になったこと、もっと知りたいことを気軽に調べられる場所があればいいなと思い、カフェ&図書館を一体化させた建物を設計しました。「戦後復興の発展」に着目して材料はすべて学校で出た廃材を使っており、限られた資源の中で建物を建てるということを実際に体験しながら作成しました。

 

iida.JPG

 

■罪との共存―記憶空間と建築空間の融合―/可部優輝(生活デザイン学科建築デザインコース2年生)

kabe_pb.jpg

 

学生コメント

広島という1つの平和都市は、被爆から現在までの復興、これからの未来という時間経過の中で形成された「人々の記憶の集合体」である。平和記念公園を訪れた人々が帰り道に立ち寄る"記憶を歩くカフェ"を提案する。このカフェは、広島が現在の姿と化すまでの記憶を疑似体験し、そこで新たに創出される感情を継承する場となる。

 

kabe.jpg

 

■紡ぐ/上里日誉(生活デザイン学科建築デザインコース2年生)

uezato_pb.jpg

 

学生コメント

戦争の爪痕を大きく残したこの地は、今穏やかな自然に囲まれ、平和を祈る場所として存在する。そこに、人種・性別・性格など異なる要因を持つ人々が交流できる場所を作りたいと考えた。他者と交わり、言葉を交わし、歴史を紡いでいく。それが平和に繋がるという思いを込め、繊維を模したパーツが重なり合い、糸を紡ぎあげていく様を形として表した。

 

uezato.JPG