
実就職率 広島県内No.1 就職に強い文学部
本学の文学部(日本文学科、書道学科、英語英米文学科)は、現代を生きる女性に必要な専門分野の知識と、高い教養や豊かな人間性を身につけた、バランスのとれた人間形成を目指しています。
その結果、景気の変動に関わらず高い就職率を維持。「サンデー毎日(2016.814-21号)」の2016年学部系統別実就職率ランキング(文・人文・外国語系)では、全国155大学中・第13位にランクイン。広島県内においてはNo.1の就職率を誇ります。
日本文学科
卒業生の声

山口フィナンシャルグループ株式会社山口銀行 西市支店勤務 ビジネススタッフ
石田 帆香さん
私は現在、山口フィナンシャルグループ、山口銀行に勤務し、預金を担当しています。後方での事務が主な仕事ですが、電話応対やATMの操作案内なども行っています。後方事務といっても、取り扱う内容によってその処理方法、対応は異なるため、仕事は多岐にわたります。お客様の大切なお金を取り扱う仕事ですので、お客様をお待たせしないように素早く正確に事務処理を行うこと、お客様が何を求めているのかを会話の中でくみ取ることを心がけて、日々仕事をしています。
金融機関ということで、日本文学とは直接的な関わりはないようにも思われますが、日本文学科の四年間で培った、何事にも興味を持ち、挑戦する姿勢は今の仕事に生きています。私は日本の文学文化を学ぶことはもちろん、日本語教育や日本語の発音、ナレーション等、それまで経験がなかった多くのことに積極的に挑戦しました。元々興味があった日本文学に関しては学びをさらに深めることができ、新しい挑戦で得た経験が自分の視野を広げることに繋がりました。この、何事にも興味を持って挑戦する力は、現在、金融という新しい環境で働く私の原動力になっています。
安田は大学行事や礼儀作法、硬筆書写といったカリキュラムが充実しており、自分の行動次第で様々なことを経験できる環境が整っています。ぜひ安田で自分の興味の持てることを見つけて挑戦してみてください。
書道学科
卒業生の声

広島県立日彰館高等学校 芸術科書道教諭
中島 市子さん
私は、書が持つモノクロの限りない表現美に魅了され、恩師の助言もあって佐賀県の高校から安田女子大学に進学しました。安田での学びは、基礎から始まって徐々に専門性が高まっていくもので、どの授業も大変興味深い内容でした。先生方はとても熱心で、多くの仲間たちに恵まれ、充実した大学生活を送りました。
現在の職場で、生徒たちが書を通して少しずつ成長していく姿をそばで見せてもらえるのは本当に幸せです。校内では「身近に書を」をコンセプトに、玄関やトイレに生徒作品の展示コーナーを設け、鑑賞した多くの方に声をかけていただいています。 「好きなことを続けたい!」「書道の面白さを共有したい!」。私の原動力はその一言に尽きます。誰しもが持つ、知らなかったことが分かった時のわくわくする気持ち、書者の込めた想いを表現から感じる心、なぜだろうという探究心、これが私のエネルギーの源泉です。これからも自らの成長を止めることなく、私自身が学び続け、出会う生徒たちに「知る楽しさ」や「考える面白さ」、そして書道の楽しさを伝えていきたいと思います。
英語英米文学科
卒業生の声

日本航空株式会社勤務
有馬 千晶さん
現在はおもに国際線のキャビンアテンダント(CA)として乗務しています。国際線は、長時間フライトするため、飲み物だけでなく食事サービスや機内の説明、税関の書類についてのご案内など、業務も多岐にわたり勉強になります。そのぶん、お客さまとお話しできる時間も長くなり、充実した毎日を過ごしています。特に現在、お客さまとコミュニケーションする際に役に立っているのが、安田で6ヵ月間のアメリカ留学「STAYS」に参加した経験です。英語力が向上したことはもちろん、とても楽しく、刺激に満ちていた当時の記憶は鮮明で、これから旅行を楽しみにされている方にお話しすると自然と会話が弾みます。
就職活動を始めたとき、CAは高嶺の花のように感じていました。でも、安田のキャリアセンターで勧めていただき受験することに。ゼミの先生に熱心にアドバイスしていただき、面接にもリラックスして臨めました。今の私があるのは安田のおかげと感謝しています。これからも笑顔を忘れず、心地良い旅をアシストできるよう頑張ります。