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招聘教授講演会を開催しました

2025.12.25

本学では、異なる分野で活躍されているお二人の先生をお迎えし、先生方の歩まれてきた人生や価値観に触れることで、学生が将来を考えるきっかけを得られるよう、「招聘教授講演会」を開催しています。

10月30日(木)には、『都市広島と作庭家 上田宗箇 ~思い出は美しくなければなりません』と題し、茶道上田宗箇流家元の上田宗冏先生にご講演いただきました。

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G7広島サミットでの茶会の様子や、「一客一亭」に込められた特別なおもてなしの精神、上品な立ち振る舞いについてお話しいただき、お茶のいただき方を実演していただく場面もありました。さらに、インダストリアルデザイナーの榮久庵憲司氏の言葉を引用し、一目見て感じの良いものと真に美しいものの違いや、楽をすることと楽しむことの違いについて語られ、学生たちの心に響くメッセージを届けてくださいました。

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学生からは「一目見て良いものと真に美しいものは違うと知り、日々を惰性で過ごさず、物事をしっかりと見ることを心がけ、感動を心に刻んでいきたい。」「造形デザイン学科でデザインを学ぶ者として、真に美しいものを生み出せる人間になりたいと思った。最近は作品制作の際に第一印象の強さばかりを求めて悩むことが多かったが、先生のお話を聞いて、"見た人の心に残る作品を作りたい"というものづくりの原点を思い出すことができた。」「国籍や性別に関わらず、立ち振る舞いは人に与える印象を左右する重要な要素だと学んだ。お茶をいただく際に指を閉じてそろえるなど、小さな所作ひとつで上品できれいに見えることを知ったので、日頃から意識していきたい。」といった感想が寄せられ、日常の所作やものづくり対する意識を新たにする機会となりました。


12月4日(木)には、中国新聞社特別顧問の山本一隆先生をお迎えし、「今この時をあなたはどう生きるか?」をテーマに、大学3年生に向けてご講演いただきました。

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今年の重大ニュースの解説に始まり、地元広島の企業や文化、日本一を誇るものなどをご紹介いただきました。県外出身の学生にとっては、広島について理解を深める良い機会となったようです。
約1時間の講演の中で、自分がこの世に生まれたことの奇跡や健康の大切さ、困難に立ち向かうための心構えなど、これからの長い人生を力強く生き抜くためのヒントとなる貴重なお話を伺うことができました。

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学生からは、「毎日の習慣が健康に繋がっていると気付かされた。歩く、よく眠る、きちんとお風呂に入るなど、些細なことを意識して続け、今を丁寧に生きていきたいと思った。」「困難に直面した時やつらい時には、自分一人で抱え込まず、周りに相談して助けてもらう勇気を持つことも大切だと学んだ。自分は一人で生きているわけではないことを心に留め、これからの長い人生に責任をもって前向きに頑張っていこうと思えた。」「SNSが発達し、自分が関心のある情報だけを収集できてしまうが、それだけでなく、幅広い分野の情報に触れるよう意識していきたいと思った。偏った情報に頼らず、様々なものを見聞きしながら、これから社会に出る自分はどう生きていきたいのかをしっかりと考えて進んでいきたい。」といった声が寄せられました。就職活動を控えた学生たちにとって、自分の生き方を深く考える良いきっかけとなりました。