• NEWS

客員教授講演会を開催しました

2016.10.21

 10月20日(木)まほろば教養ゼミにおいて、「社会人としての心得」というテーマで本学の客員教授で中国新聞社会事業団・理事長の山本一隆先生より、大学3年生を対象として講演会が開催されました。

  • IMG_5960.JPG
  • IMG_5953.JPG

 最初に、今の世の中の出来事に関心を持とうということで、熊本の地震のこと、オバマ大統領が広島に来たこと、イギリスがEUから離脱したことなど今年起こった主な出来事について振り返り、その後今日本が抱えている「人口減少と少子高齢化」という問題について考えました。

 また、社会がめまぐるしく変化していることを、食料自給率、子供の学力テスト、犯罪検挙率、生活保護世帯数、交通事故死件数の変化を予想して当てることで実感として感じました。大きく変っている社会の中において、地元広島のことにも関心を持とうということで、「広島なんでも日本一」として広島の物産品、工芸品、企業などあまり知られていないことなどが紹介されました。

 その後社会に出るための準備として学生時代にやってほしいこととして、コミュニケーション能力を磨いてほしいこと、そのためには素直さを大切に人の話を聞くことが大事であることを話されました。また、失敗は成長のチャンスであることをハリウッドスターのシルベスタ・スタローンや白衣の天使として知られるナイチンゲールを例に話されました。

 卒業を控えた学生にとって大変参考になるお話で、あきらめないことの大切さ、世の中を広く見ていくことの重要性などを再認識し、残りの学生生活を有意義に過ごしていくために大変よいきっかけとなるお話を聞くことができました。