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客員教授講演会を開催しました

2019.10.30

10月24日(木)まほろば教養ゼミにおいて、「令和元年、世の中は変わったか」というテーマで本学の客員教授であり中国新聞社会事業団・理事長、株式会社メイツ中国・特別顧問の山本一隆先生より、大学3・4年生を対象として講演会が開催されました。

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最初に、今年7月から10月の主な出来事として、台風19号による豪雨災害やあおり運転などの事故に関して、いつ何が起こるか分からないという意識を常に持つことの重要性について話していただきました。世の中の出来事に関心を持ち、身の回りで起こる変化に対応できる心構えをもつことが、命を守ることに繋がる、とのお話は学生にもより身近に感じられるものでした。

続いて、『「時代の変化」クイズ』では、食料自給率、子どもの学力、犯罪検挙率など、時代変化をあらわす各種統計データを示され、今昔の比較データについて学生とともに考えられました。また、地元広島に愛着を持とうということで、「広島なんでも日本一」として広島の物産品、工芸品、企業など、注目すべき事柄が紹介され、あらためて広島を知る機会となりました。

最後に、社会へ出るための準備として、集団・組織においては全体の調和を考え「場を読む力」を磨くことや、人生の目標を持ち、実現に向けて諦めない気持ちと努力を怠らないことの大切さを強く語りかけられました。

講演終了後の学生からの感想として、「政治は日本の未来に関わることなので、これからは世の中の動きに敏感になり、関心を深めたいと思った」「広島県は世界に誇れる歴史と伝統があることを再発見した」といった声が寄せられ、山本先生の強いメッセージがしっかりと学生達の心に響いていました。