

ANAエアラインスクール受講者11名は、2月25日~28日の間に交代で2日間ずつ愛媛県の松山空港にて現地実習に参加しました。以下、英語英米文学科3年生 政岡 那奈子さんの参加レポートをご紹介します。
1日目は、主に搭乗口でのゲート業務や、貨物・グランドハンドリングの仕事を見学しました。搭乗口での業務では、ゲートリーダーを中心にグランドスタッフの方たちがきびきびと動いていて全員が安心且つ定時性を意識して行動していることを改めて知りました。
また、事前改札サービス時には、改札ゲートを開けたままにしておくことで家族連れのお客様やベビーカーを利用しているお客様によりスムーズに快適に案内ができていることを初めて知りました。事前改札サービスを利用されるお客様に、サービス開始前から事前に声掛けをしておくことで一般のお客様の搭乗がよりスムーズになり、それがすべてのお客様の安全を守ることに繋がります。実際にゲートロビーで松山から沖縄に向かわれるお客様の声掛けを体験し、お客様に聞こえやすい声はどんな声なのか、タイミングはいつがいいのかなどたくさんのことを考えながら声掛けをするのはとても難しかったです。
その後の貨物・グランドハンドリングの見学では、実際に飛行機のスポットの下に降りてエンジンの造りや荷物を乗せる順番、燃料の補充の仕方、機体のメンテナンス方法など普段はなかなか見ることのできないところまで見せていただきき、とてもいい経験になりました。一つの機体を飛ばすためにたくさんの人が協力しているということを実感しました。
一番驚いたことは、機体にたくさんある扉やモノを運ぶときに使うリフトなどは、扱うのに一つ一つ違う資格がいるということです。CAもグランドスタッフもそうですが、一度仕事に就いて終わりではなく、勉強を継続してステップアップしていくことができる航空業界の仕事にとても魅力を感じました。
2日目はチェックインカウンターでの業務を見学しました。
お客様の目的地や乗り換えの有無、搭乗口の案内や座席の案内など、たくさんの確認事項を短い時間でチェックする且つ丁寧な言葉遣いで対応されている姿がとても格好よかったです。
また、往復便の復路の飛行機を間違えて取ってしまったお客様がいらっしゃった時も、焦ることなくお客様に解決策を提案している姿を拝見しました。チェックインカウンターでは「落ち着いて接客するスキル」と「問題が発生した時に何が一番最適かを瞬時に判断する対応力」が必要であることを学びました。
ANAエアラインスクール講師の淺井様と受講生