

1月18日、農林水産省中国四国農政局が主催する「第11回農を取りまく情報交流の広場」に学生初のパネリストとして、公共経営学科4年佐々木愛香さんが参加しました。
今回のテーマは「売る人にも、買う人にも、育てる人にも。フェアでいい値を、考える。 ~おいしくて、良質な広島の「食」を未来の子ども達につないでいくために~」でした。国際情勢の影響により、食品の原材料や生産資材、エネルギー価格が高騰していることに加え、円安の進行で、様々な食品の生産・流通コストが上昇し、農林水産業・食品産業は深刻な影響を受けており、生産者、小売業者、消費者それぞれの立場からテーマについて、パネルディスカッションを行いました。
佐々木さんはオンライン参加者から「若い人たちに広島の農産物を知ってもらうにはどうすべきか?」と質問を受け、生産者による情報発信の重要性を『推し活』になぞらえ、「生産者が農作物の経緯・過程をSNS等配信で可視化することで、若者たちは興味関心を抱きファンになっていく」と美容や健康など具体例に触れながら提案をしていました。
今回のイベントは、農林水産省中国四国農政局と本学の包括連携協定に基づき、食料・農業・農村に関わる分野の発展に寄与することを目的として参加しました。今後も本学は地域の発展・振興に地域社会と協力連携しながら教育活動を続けて参ります。