

10月10日(木)まほろば教養ゼミにおいて、『自分は何になりたいのか -人間は無限に成長する。完成はない- 』と題し、本学の招聘教授で茶道上田宗箇流家元 上田宗冏先生による、大学3年生を対象とした講演会を開催しました。
本講演では、昨年開催されたG7広島サミットで行われた茶会の様子や、臨席された方々の反響について振り返るところから始まり、箸や漆碗など日本食器の上品さや温かみ、日本文化の独自性や良さを中心にお話しいただき、お茶のいただき方を実演していただく場面もありました。
約1時間の講演の最後に、学生へ向けて「呼吸を大切にし、それを習慣化することで静かな心を持つこと、そして自分がいかにあるべきかに目を向けることが大切である。」とお話しくださいました。
学生からは「日本人が昔から使ってきたものには日本人の価値観や思いが込められていると知ったので、今後も受け継がれていくよう自分も大切にしていきたい。」「他人と比べず、自分らしさを大切に就活も頑張りたい。今後の自分の進むべき道を模索する良いきっかけになった。」といった声が寄せられました。