

公務員を目指す現代ビジネス学部4年生3名が開発に協力した新メニュー「広島りんごのヨーグルトスムージー」が、おりづるタワー屋上展望台ROOF TOP BARで期間限定販売されることになりました。この活動は、株式会社握手カフェ・広島市・槇原農園(北広島町)との産官学農連携プロジェクトです。
<商品概要>
【商品名】広島りんごのヨーグルトスムージー
【価格】1,200円(税込)
【備考】カクテル(お酒)ですが、ノンアルコールでの提供も可能
【期間】2024年2月頃までの期間限定販売
<事業連携の関係者>
【産】株式会社握手カフェ(ROOF TOP BAR)
【官】広島市 経済観光局 産業振興部 商業振興課
【学】安田女子大学 現代ビジネス学部
国際観光ビジネス学科4年 有間好花さん・高橋優理香さん
公共経営学科4年 山田佳央さん
【農】北広島町・槇原農園
本プロジェクトは、少しずつ外国人観光客の訪問が増え、活気を取り戻しつつあった8月に「広島を訪れる国内外の観光客に愛される、広島らしさがぎゅっと詰まった秋冬ドリンクメニューの開発を」というコンセプトでスタートしました。9月から本格的に打ち合わせを重ね、比較的安定供給が可能な「りんご」をメイン食材にすることが決定。
また、握手カフェのリニューアルに伴い、提供場所を屋上展望台にある握手カフェ-WIND SIDE-ならびにROOF TOP BARに決定。カフェメニューとしてではなく、広島市内の素晴らしい夜景を眺めながら味わう、大人向けのドリンクの開発になりました。
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開発途中のテイスティングでは、二層にすることで見た目の美しさを追究するだけでなく、変色しやすいりんごをどのようにトッピングすると華やかに見えるか、最後まで美味しく頂けるようにするために、りんごの風味をどうやって残していくのかなど解決しなければならない課題がいくつもありました。
そこで、りんごが変色しないようコンポートにすること、その際に出る切れ端をヨーグルトの中に入れることでりんごのシャキシャキした食感を残し、煮汁をジュレにして光沢感のあるトッピングをすることに決定。花びらのようなりんごの中心にミントを添え、ヨーグルトの甘酸っぱさが感じられる爽やかなドリンクが仕上がりました。
メニュー開発に加わった高橋優理香さん(国際観光ビジネス学科4年)は、活動を振り返り、「今回、広島市を盛り上げるために地元学生とのメニュー開発をしたいとお話をいただき、活動に参加しました。不安もありましたが、バーテンダーさんの協力もあり、自分たちのアイデアが最大限に活かされたドリンクが完成しました。この企画を通じ、知識がなくても役立ちたいという思いがあれば、何かしらの形で生まれ育った広島に貢献できると気づきました。社会人になってもこの気持ちを忘れずに頑張りたいです」と語ってくれました。
なお、今回のメニュー開発プロジェクトに参加した3名は、全員が4月から広島市役所に内定しました。どの部署に配属されるかわかりませんが、この経験を生かし、広島の地域活性化に尽力してくれることを願っています。
おりづるタワー屋上展望台は、その眺めの美しさが大人気の観光スポットです。
右手にはゲートパークひろしまや2月1日開業となる新サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」も見渡すことができます。
訪問される際は、ぜひ暖かくしてお立ち寄りください。
<ROOF TOP BAR>
営業時間:18:30~23:00(L.O.22:30)毎週木金土日曜日営業
料金:チャージ料1,500円(税込)ワンドリンクオーダー制
住所:広島市中区大手町1-2-1 おりづるタワー
※12階おりづる広場には「デジタルアクアリウム」も登場。イベント等により営業日が変更となる場合がございます。HPにてご確認ください。