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「Hiroshima Design Days 2017」 学生部門デザインコンペティションで本学の学生が受賞

2017.11.27

中国地方のデザイン団体、デザイン学校・大学や関連企業が参加して毎年開催される「Hiroshima Design Days 2017」(主催:JCD(一社)日本商環境デザイン協会)のデザインコンペティションにおいて、生活デザイン学科3年生の森嶋仁佳子さんが、「優秀賞」を受賞しました(学生部門の賞としては最も良い賞です)。昨年に引き続き、本学生活デザイン学科の学生が2年連続の受賞となりました。
受賞作品は、3年前期の設計製図Ⅳの第一課題で製作した集合住宅の設計作品(作品名:「Frame」)です。

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森嶋仁佳子さんの受賞のことば

この度はこのような素晴らしい賞を受賞することができ、大変嬉しく思います。常日頃から熱心にご指導してくださる藤本先生をはじめ、支えて下さった皆様に感謝致します。この作品は、ファミリー向けの集合住宅を課題として、子育てのしやすさとコミュニティを誘発する空間をコンセプトに設計し、そこに光、水、緑などの自然を取り入れたデザインにしました。この度の受賞を励みとして、これからも様々な設計にチャレンジしていきたいと思います。


計画要旨と推薦のことば(藤本和男)

森嶋仁佳子の作品は、現代日本の集合住宅が直面している、居住者の高齢化や、少子化、ライフスタイルの変化といった問題に対して「コミュニティの形成」をテーマとしている。すべての住戸は偏った年齢構成にならないように、老若、核家族、独身などすべてのライフステージにある家族に適応した、多世代ミックスの居住形態を提供し、子育て支援のための施設も併設されている。そして、各棟最上階に設けられた屋上庭園を回遊できるように張り巡らされた、ガラスの渡り廊下「スカイコリドー」の提案は、居住者が日常的に出会う機会を多くし、世代間交流が活発におこなわれるように計画されており、これまでにない新たな価値を創り出している。

(設計Ⅳ担当:藤本・山内・山田)

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作品名:「Frame」

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