えがおブログ

2021.06.09

学び合い

職員の保育指導の質を高めるために、お互いの保育を見て学び合う「研究保育」を行っています。今日は、年長そら組の研究保育の日でした。そら組ではグループ対抗新聞リレーを行いました。新聞紙をバトン代わりにし、手を使わずに身体に新聞紙をまとわりつかせて走る折り返しリレーです。まずは、担任からやり方・ルールを聞きます。リレーなので人数を合わせないといけません。「グループの人数が違うけどどうすればいい?」と担任が聞くと「一人減らせばいい!」というおもしろい考えも飛び出しました(*^_^*)それじゃあ出来ない子が出てしまうね(^-^;「ぼく、2回走る!」と積極的に挙手する子どももいましたよ♪日頃の保育な中で、始めから答えを与えるのではなくて、どうしたらいいのか問いかけ、自分たちで考える機会をたくさん作ります。

人数もそろったところで、1回戦目のスタート!

はじめての活動であり、勝敗がかかっていることもあり、ちょっぴり手を使ってしまう子どもが続出(^-^;ということで勝負はつかず(>_<)

さあ!どうすれば上手に手を使わずに新聞を運べるのか!?走る順番は今のままでいいのか!?グループごとに話し合う時間が与えられました。

こっそり話し合っている様子を覗いてみると・・・「硬くて軽い新聞紙がいいんじゃない?」「上を向いて走ったらいいんだよ!」「でも、そうしたら前が見えんじゃん!」など、面白い考えや、子どもらしい討論も聞かれ、まとまったような、、、まとまらないような状況のまま話し合いタイムは終了!でもこの話し合いの場を何度も持つことで子ども達が自分の考えを伝えたり、友達の考えに耳を傾けたり、主張・受容ができる子どもに成長していきます。

さあ!2回戦のスタート!

1回戦目よりもルールを理解して走れるようになりましたが、やっぱり勝ちたい気持ちの方が勝って新聞紙が落ちないように手で持ってしまう子どもがちらほら(^-^;ということで、2回戦目も勝敗がつかず終了!新聞リレーはしばらく続きそうです(*^_^*)