えがおブログ

2020.11.06

平和を願って

これまで、戦争についての絵本を見たり「アオギリのうた」を歌ったりして、平和について考えてきた年長組。みんなで折った千羽鶴を持って、11月5日に平和公園へ行きました。

原爆死没者慰霊碑で手を合わせ、平和を願いました。世界から核兵器が無くなるまで燃え続ける「平和の灯」を見て、「はやく消えるといいな」「もう原爆はいやだね」と言う子どももいました。子どもながらに、戦争の悲惨さを感じているようでした。

次に、「原爆の子の像」に向かいました。原爆症で亡くなられた佐々木禎子さんの絵本を見て、鶴を折った子ども達。「禎子さんの像だ!」「絵本で見たのと同じだね」と、像を見上げていました。

傍にある千羽鶴のブースに2クラスの千羽鶴を手向け、もう2度と戦争が起こらないようにと願いました。日本中、世界中から届いた様々な千羽鶴にも感動していました。

被爆アオギリの木の前では、「悲しいことが二度と起きませんように」と願いを込めて「アオギリのうた」を歌いました。「葉っぱが大きい!」「原爆にあっても負けない強い木だね!」と様々なことを感じながら眺めていました。最後に、「アオギリノート」と書かれたメッセージノートに子ども達と考えた平和への願いを書きました。

園に戻ってからは、今日の想いを俳句に書きました。「せんばづる へいわをいのり とどけたよ」「げんばくは こわいよこわい もう いやだ」などと、想いのこもった俳句ができました。

広島で育つ子ども達。これからも、平和について考え、願う心を持ち続けてほしいです。

 

 

 

 

 

 

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