大学を飛び出し、臨地により生活や環境を体感する授業「環境臨地実習」。今年も宮島にて実施しました。
昨年に引き続き広島大学の坪田先生によるガイドのもと、江戸時代の建築様式が見られる町屋通りから、紅葉谷の植生など自然環境に触れつつ、弥山を目指しました。時折小雨がちらつく天気でしたが、展望台からは広島市内など遠方を望むことができました。

雨の後で山道はぬかるんでいましたが、悪路もなんのその、学生たちは実に楽しそうに山を下り、続いては水質調査を実践。透明度の高い川の水は、アンモニアやマグネシウムなどいずれの値も正常だったようです。登山のプログラムもあり、夕方には少し疲労の色が見え始めていましたが、学内とは異なる場所でのグループワークを、新鮮な気持ちで満喫できたようです。