家政学部生活デザイン学科では、今年度広島県・広島市公立学校教員採用試験に戸田真南さんと小田明美さんが現役合格し、春から高等学校で家庭科教員として勤務する予定です。この二人の学生は、教員として身につけるべき知識を修得し、同じ志を持つ学生たちと議論を重ね、模擬授業を繰り返し、目指す教員像を自ら作り上げてきました。他学科の教職を目指す学生たちとも切磋琢磨し合える環境、そして何よりも採用試験合格という同じ目的を持つ友人を「ライバル」と捉えるのではなく、「仲間」と考え、協力し合う姿は安田女子大学ならでは、と感じます。戸田真南さんは、「今回の試験では、補講をしてくださった先生方や一緒に勉強した友人などたくさんの人に支えられ、合格することができました。」と感謝の気持ちを、小田明美さんは、「勉強は大変でしたが、仲間と一緒に勉強したことはとても楽しい思い出でした。また、努力したことはたとえ採用試験に落ちても、決して無駄ではなかったと思えるような、充実感を与えてくれました。」と語ってくれました。