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本学所蔵「稲賀文庫」の調査・整理をしています

2019.09.26

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本学図書館は、貴重な古典籍を多く所蔵しています。

そのうちの「稲賀文庫」は、元本学教授の稲賀敬二先生が、研究のために所持していた貴重な和本約500冊のコレクションで、国内外の研究者に広く閲覧提供しています。

なかでも、連歌師の里村紹巴(さとむら・じょうは)が記した『紹巴抄』は、永禄年間(16世紀なかば)の奥書を持つ室町時代の『源氏物語』注釈書として学術的価値が高く、『源氏物語』研究の貴重な資料として、広く知られています。このたび、これを活字に翻刻したものを出版することになりました。

写真は、古典籍原物と印刷原稿とを突き合わせる最終チェックを、日本文学科の古瀬教授が図書館で行っているところです。

稲賀文庫についての詳しい解説は、本学図書館HP「文庫コレクション」(稲賀文庫)をご覧ください。
https://library.yasuda-u.ac.jp/library/shozo/index.html

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