今年度の日本文学科ブランディング事業として『広島ゆかりの文学　まほろば文学選集第二輯』を編纂しています。題名通り、広島を舞台とする各時代の作品について紹介し、現地での調査記事とあわせてまとめた書籍です。

同書には教員が学生たちを引率して県内各地の文学史跡を探訪し、建物や石碑について調べたことを写真付きでまとめた記事も掲載します。８月～10月に５チーム７グループに分かれ、ゆかりの文学書を携えて、宮島・尾道・福山（鞆の浦）・東広島（竹林寺等）の歌碑や文学館、作家終焉の地などの実地調査を行いました。

写真は、福山の鞆の浦にある万葉歌碑と、宮島の厳島神社を探訪した時のショットです。
現在、学生たちから公募した表紙のデザインも決定し、それぞれが原稿を執筆して編集作業の大詰めを迎えています。本の刊行は来年２月20日を予定しています。