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くすのきブログ

3年 社会「広島市郷土資料館見学」
校外学習

 3年生の社会科では、「くらしのうつりかわり」という学習を行っています。この学習では、昔の道具やそれらを使っていたころの暮らしの様子を調べることによって、人々の生活の今と昔の違いや変化、過去の生活における人々の生活の知恵を考えることができるようになることを目的としています。

 6日は、広島市郷土資料館の方々に、郷土資料館の建物自体の歴史や展示物に関するご説明をいただき、今と昔の生活の変化を深く学びました。

 川が多く流れる広島市で、物流の要として利用されていた「川舟」の見学では、明治時代の広島市の地図を見ながらどのように運用されていたかを学びました。その中で子どもたちは川舟の移動の所要時間にびっくりしていました。上流から下流への移動は6時間で行えるのに対し、下流から上流に戻るのには2,3日ほどかかると知り、当時の人々の苦労を感じることができました。

 昭和の茶の間と台所についての見学では、写真などでしか見たことのない昔の道具に目を輝かせ、昔の人々の暮らしに思いをはせました。現在のものと比べている子もおり、これまでの多くの発明の蓄積が今の便利な暮らしにつながっていることに気付くことができました。

 今後は学校に戻り、見学したことを新聞などにしてまとめていきます。