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くすのきブログ

3年 くすのき「安田リヨウ先生と学園の昔を学ぶ会」
くすのき

 3年生のくすのきでは、「安田学園物語」の学習で、2学期から安田リヨウ先生の教えや学園の歴史について学んでいます。この学習を通して、「柔しく剛く」の精神に触れ、礼儀正しくする態度などについて考え、学園が多くの人の支えによって成り立っていることを理解することを目的としています。その中で特に、リヨウ先生が生涯を通して、どんな思いで安田学園を作られてきたのかを学んできました。

 4日には、学園をご卒業された唐花会の先輩9名の方々にご来校いただき、リヨウ先生や学園の歴史についてお話をいただく会「安田リヨウ先生と学園の昔のことを学ぶ会」が実施されました。

 はじめに、リヨウ先生の生涯を紙芝居で紹介していただき、リヨウ先生の学びに対する強い思いを改めて学びました。子どもたちは良い緊張感を持ちながら真剣に話を聞いていました。

 その後、グループに分かれて昔の学校の様子やリヨウ先生のこと、唐花会の活動など様々な質問をしました。事前に準備してきた子どもたちのどんな質問にも、分かりやすくお話をしてくださいました。時折、当時の写真なども見せていただき、子どもたちは今との違いに驚きながら、熱心にメモをとっていました。時間が経つにつれ、唐花会の方々と子どもたちの距離も近づき、笑顔いっぱいでこの会を閉じました。

 最後に、水引で作った栞をいただました。先日の創立記念式で作ったこともあり、一つ一つ手づくりの美しい贈り物に喜びもひとしおでした。いただいた水引を両手で持ち、それを胸に当てながら「大切に使いたい。」と話す子どもたちの姿から、柔しく剛い人にまた一歩近づいているようにも見えました。この経験を生かし安田の一員としての自覚を持って、これからの学校生活を送ってくれることを願っています。