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くすのきブログ

4年 くすのき「福祉体験学習」
くすのき

 福祉体験は、高齢者の方々が日々感じていることや、介助が必要な方のサポートの仕方について学ぶ貴重な機会となりました。介護福祉士の方が用意してくださった2つの体験活動に取り組みました。
 1つめは、手袋をはめて折り紙を折ったり、お箸で豆を掴んだりする体験をしました。これは、指先の感覚が鈍くなることで日常の動作がどれだけ難しく感じられるかを実感するためのものでした。普段簡単にできることも、高齢者の方にとっては一つひとつが大変な努力をともなうことに気づくことができました。 
 2つめは、体育館に設けた障害物コースで、車椅子の操作を体験しました。車椅子に乗ってみることで、段差や狭い道の難しさを感じたり、介助者の役割を通して、「押すときはゆっくりと声をかけて安全に進める」などの大切なポイントを学んだりしました。これにより、車椅子ユーザーの方の視点だけでなく、支える側の注意や気配りについても深く理解することができました。
 体験学習を通して、社会の中で誰もが安心して生活できるよう、必要な配慮や支援を行う必要性や、人と人が互いに理解しようとする大切さを学ぶことができました。
 まずは、日常の中でお互いに思いやりを持つ姿勢を大切にしていきながら、今後も学びを深めていきたいと思います。

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